成果主義人事制度

当社が提案する成果主義人事制度は、社員一人ひとりの行動やプロセスを正しく評価し、それをダイナミックに運用することでモチベーションを高め、組織全体を活性化。継続的に高い業績を生み出せる土台をつくります。

高業績を持続させる成果主義を提案

成果主義は結果だけを追求するものではありません

「成果主義」という言葉に対し、「結果至上主義で過度な競争を促す」「勝者と敗者を明確に区分する」「社員を使い捨てる」といったネガティブなイメージを持つ方も少なくありません。しかし、本来の成果主義とは、単に最終的な結果だけを評価するものではなく、目標達成に至るプロセスや日々の行動を含めたトータルな貢献を正当に評価する仕組みです。こうした仕組みのもとで、社員は自身の努力や工夫が正しく認められることを実感し、安心して挑戦できる環境が生まれます。

当社では成果主義人事制度を、「プロセスや行動を含めた会社への総合的な貢献度をダイナミックに評価し、社員の意欲を最大限に引き出し、組織の活性化を通じて持続的な高業績を実現するための戦略的人材処遇システム」と位置づけています。

当社が提案する成果主義人事制度の特長

当社の成果主義人事制度は従来型の結果偏重型の評価システムとは根本的に異なり、社員一人ひとりの潜在能力や意欲を最大限に引き出し、組織全体のパフォーマンスを継続的に向上させるための「本質的な成果主義」です。その具体的な特長を以下にご紹介します。

  1. 経営戦略と社員の行動を直結させる制度設計

    経営戦略や経営計画を着実に実行するためには、組織の一人ひとりが企業の方向性を正しく理解し、その実現に向けて一体感を持つことが不可欠です。当社の成果主義人事制度では、経営戦略を起点として明確な業績目標を部門・個人ごとに設定するだけでなく、企業理念や価値観を評価基準に組み込み、社員の行動が経営の方向性と常に一致するように設計されています。例えば、当社独自の「スキル評価(コアスキル評価)」には、企業理念を反映した評価指標を設定し、社員一人ひとりの行動を戦略目標の達成に向けて強固にリンクさせます。

  2. プロセスと実力を評価し、持続的な成長を支援

    結果だけを追求すると短期的な視点に陥りやすく、長期的な成長が阻害されることがあります。当社では業績評価において、成果だけでなく、それを実現するためのプロセスや日常の取り組みを明確に評価します。また、スキル評価を通じて、社員が「どのような行動が成果につながるか」を理解できる仕組みを整えています。このような評価体系は、社員の自発的なスキル向上を促し、組織全体の持続的成長を促進します。

  3. チームワークと協調性を促進

    チーム内での知識共有や部門間の連携を積極的に評価することで、個々の社員が互いにサポートし合い、より高い付加価値を生み出す文化を醸成し、組織のシナジーを高め、成果の最大化を実現します。また、リーダーシップを発揮してチーム全体の生産性向上に貢献した社員、または他者の成長を支援する行動をとった社員には、適切に報いる仕組みを整え、協働の価値を正しく認識し、評価することで、持続的な企業成長を支える環境を構築します。

  4. 評価と能力開発が密接に連動し、組織力を強化

    スキル評価は単に社員の能力を把握するだけではなく、社員自らが強みや課題を明確に認識し、自律的に能力開発を進める動機付けを提供します。職種や役割ごとに具体的な「期待される人物像」を設定し、それをもとに評価指標を明確化することで、社員は自らの成長目標を明確に理解できます。こうした取り組みによって、社員個人の成長が促進されるだけでなく、組織全体のスキル向上と競争力強化を実現します。

  5. 評価結果と処遇を合理的に連動

    当社の成果主義人事制度では、スキル評価と業績評価の結果を基に、社員のグレード・賃金・昇進が明確かつ合理的な基準で決定されます。この透明性により、社員は自らの行動や努力がどのように評価され、具体的にどのような処遇につながるかを理解し、納得感をもって日々の業務に取り組むことができます。

高業績を持続させる成果主義人事制度

自主選択型成果主義人事制度

企業が成長を続けるためには、攻めに強いタイプ、守りが得意なタイプ、瞬発力に優れたタイプ、持久力を発揮できるタイプなど、多様な人材を活かすことが不可欠です。同時に、社員一人ひとりのキャリア観やライフステージに応じて、求める働き方や目指す姿は変化します。

こうした多様性を最大限に活かすには、成果に対する評価基準を一元化するのではなく、多面的なアプローチが必要です。そこで、弊社が提唱するのが「自主選択型成果主義人事制度」。これは、成果の捉え方や評価結果の賃金反映など、複数のコースを用意し、社員が自主的にコースを選択できるようにする仕組みです。

社員は自分のキャリアやライフステージに応じた自己実現を追求し、企業は多様な人材を活かして組織の力を最大化できる――この両立を可能にするのが、弊社の自主選択型成果主義人事制度です。