人事制度設計による課題解決例

当社の人事制度設計はコストバランスや人材マネジメントにおける課題解決だけでなく、様々な経営課題を解決に導くコンサルティングバリューの高い内容となっています。

パフォーマンスの高い人事制度設計

ケース1

状況

業務が低迷、業績の落ち込みと共に社内の活気もなくなり、全体的に集中力や行動力、意欲が低下している感じがする。更に厳しい市況の変化も予想されるので何らかの経営判断が必要になるかも知れない。

課題

(1)マネジメント力強化

(2)人件費見直し

解決策

新しい人事制度を導入することによって、(1)、(2)の大まかな部分を同時に解決。スキル評価において業務ごとにマネジメントスキルを設定し、一部には同僚・部下評価を加えるなどの多面評価を実施し、マネジメント力の向上を図る。 同時に、管理職層については賃金の業績連動部分のウェートを高め、目標とする業績を達成するまでは成果主義を徹底する。

ケース2

状況

業務効率や業務コストを見直して改善したい。今までにも何度か見直しをしているので大幅なコスト削減は難しいかも知れない。システム投資や事務所の移転、リストラは行わずに確実にコストを削減したい。

課題

(1)業務効率向上、コスト削減

(2)人件費見直し

解決策

人事制度のリニューアルで、新しいコースを設定し、賃金体系も見直す。スキル評価のコスト意識等のコスト削減関連の評価項目のウェートを高く設定する。

(1)については業務の見直しは行わず、残業のみに着目。残業内容、残業対象業務、残業関連業務、特定の残業者に特化して業務を分析。「残業がない状態」をまず作り出すべく、対象業務の細分化・移管・時間内処理分のみ評価、シフト制の採用等で徹底して通常業務に組み込むことで業務の効率化を実現する。

(2)一部の業務を考察・分析。職務行動の性質が似ている他の業務と統合することを提案。業務レベルや本人の希望によって新しいコースを選択可能にし、評価・賃金体系も変える。

ケース3

状況

商材の差別化が難しくなってきている。市場競争力を強化したい。競争力向上の鍵はさらなるコストダウンとサービス、人材力だと思うが、同じことは他社も考えているはずなので、何か今までとは違うアイデアが必要。

課題

(1)コストダウン

(2)競争力を強化する新しいアイデア

(3)営業力強化

解決策

(1)のコストダウンに関しては事務所の移転と業務の仕分け、アウトソーシングで充分可能と判断。シュミレーションをした上でプランとして確保する。実行策としての即効性と持続性の点から、人事制度のリニューアルによるメリハリのある評価・賃金体系の導入効果に期待する。

(2)の競争力強化に関しては、ヒアリングによって全社的に競争体質ではないと判断。「現場力強化」をコンセプトに定め、業績評価、スキル評価で職務行動指標を明確にする。

(3)の営業力強化に関しては、顧客アンケートと顧客評価を実施した上で、その結果を行動指標としてスキル評価に落とし込み、評価対象行動を具体的に設定し全体的な営業力を向上させる。

コンサルティングバリューの高い人事制度設計コンサルティングを提供

上記の例はあくまでも一部の例ですが、このように経営課題の内容によっては新しい人事制度を導入することによって、課題の解決や新しい側面を見ることができます。

例えば新しい人事制度で目的に合ったグレードやコースを設定することによって、組織やマネジメントの仕組みを変更したり、スキル評価の導入によって人材力の向上を図る職務行動を特定し、人材育成・研修などのプログラムにする等、派生するアイデアにはバリエーションがあります。

当社の人事コンサルティング領域の人事制度設計は、コストバランスや人材マネジメントにおける課題解決だけでなく、様々な経営課題を解決に導くコストパフォーマンスとコンサルティングバリューの高い内容となっています。 また、当社の人事制度設計コンサルティングにおける課題解決の特徴として、一過性の解決ではない持続性や企業の自然で自発的な推進力に期待できるという点があります。

課題の完全な解決、新たな問題が発生しない、安定的に質が向上する等の状態が続くことが理想的なゴールです。また、アレンジ、リタッチ、リメイクができる自由度の高さも今後のキーワードになるでしょう。

ご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。- 私たちは、貴社のビジネスに最適な人事制度の設計と導入をサポートする準備ができています。

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