スキル評価Navi
スキル評価Naviは当社オリジナルの行動特性評価「スキル評価」に設問の趣旨や評価の着眼点を加えることにより、人事評価として更なる高機能と高いユーザビリティを実現しました。
スキル評価の精度を更に向上
更なる高機能と高いユーザビリティを実現
当社の人事評価コンサルティング分野の主力であるスキル評価は、コンピテンシーをベースとした当社オリジナルの行動特性評価です。スキル評価は、現場の業務に即した簡潔かつ具体的な設問設定をすること及び設問の均質化を実現していることにより、評価導入時にも評価者向けに特別なトレーニングを必要とせず、また評価者による設問解釈のズレ等の評価誤差を抑えることを可能にしています。
そして、更なる人事評価の高みを目指して、スキル評価の新しいバージョンとして誕生したのがスキル評価Navi(ナビ)です。スキル評価Naviは、スキル評価の設問に評価者向けの設問の趣旨や評価の着眼点を新たに付け加えることにより、人事評価として更なる機能強化とユーザビリティの向上を実現しています。
スキル評価Naviが実現した機能強化とユーザビリティ向上のポイントは以下のとおりです。
評価精度が格段に向上
人事評価の経験が浅い人や不慣れな人にも、評価対象行動や評価のポイントを解り易く説明しています。思い込みや印象に流されがちなハロー効果傾向のある評価者には特に有効です。
評価誤差を抑制
設問の趣旨や評価の着眼点が明確になることにより、評価者同士の意識合わせが可能となります。これにより、人事評価の段階(1次評価、2次評価等)による評価者ごとの寛大化、厳格化などの傾向による差を抑制することが可能です。
評価効率が向上
評価のポイントが明確になることで「どこをどう見て評価すれば良いか」が身に付き、日常的な行動観察から自然に評価に結び付けることができるようになります。これにより、人事評価に要する時間を短縮し、評価者のストレスを軽減することが可能です。
被評価者の指導・育成に有効
指導・育成の観点から、被評価者に設問の趣旨等を説明することによって、高い評価を得るための行動=成果を挙げるための行動とはどのような行動かを一緒に考え、行動への動機付けを行うことが可能です。
人事評価面談等における被評価者の納得性が向上
評価内容が可視化されているので、人事評価面談、フィードバック面談の際に評価内容を客観的かつ論理的に説明することができます。いつでも、誰に対しても、同じ着眼点で行動観察していることや、「○○の点において評価」と明確に伝えることにより、被評価者の納得性を向上させることが可能です。
評価者個人の傾向による評価誤差や評価効率、面談の効果等の問題は、各社共通の課題であり、根本的な解決には多大な時間とコストが掛かります。当社では、この普遍的な課題の解決を考課者研修等の通常の方法とは全く違うアプローチで考えました。人事評価制度導入後ではなく、新しい評価制度導入時に評価の趣旨や評価の着眼点を明確に示し、現場において日常的に共有するという新しい考え方で、課題解決以上の効果が期待できます。
応用により更なる好循環の形成が可能に
スキル評価Naviを応用して、期初に被評価者が自らの業務上の具体的な行動目標を設定した上で、評価者との摺合せを経て行動目標をオーソライズし、期後に行動目標の達成度合いを評価するという人事評価の仕組み・サイクルを形成することが可能です。
被評価者自らが行動目標を設定することにより臨場感が高まるとともに、評価者は行動観察により実務に則した評価が可能となることから評価の精度が高まり、結果的に評価者及び被評価者双方の納得性が高まるという好循環を形成することが可能になります。
人事評価にとどまらないスキル評価Naviの活用
スキル評価Naviに手を加えることにより、社内研修プログラムとしてご利用頂くことも可能です。 また、さらに進んだ使い方としては、スキル評価Naviをベースに、高業績に繋がる行動を現場レベル、状況別等に細分化し「日常的な職務行動の行動指標」として共有するという使い方があります。
人事評価と人材育成を最もシンプルに結びつけることができるスキル評価Naviは、社員参加型のライブ感のある一貫した人材マネジメントシステムの核として、従来の人事評価とは一線を画しています。スキル評価Naviを活用することにより、オリジナリティに富んだ人材マネジメントシステムを構築することが可能です。